〜ごあいさつ〜
 県民の皆様および各関係機関・団体の多くの皆様方には、平素から交通遺児育成事業に対し、多大なご理解とご協力を賜り、心から感謝申し上げます。
 自動車はいまや快適な日常生活に必要不可欠なものとなっておりますが、その便利さの陰で悲惨な交通事故が後を絶たず、県内の人身事故件数に占める飲酒運転絡みの構成率においては依然として全国ワーストが続いています。
 交通事故により一家の大黒柱を失い、あるいは交通事故により保護者が後遺障害を負ってしまった子どもたちの心の痛みは計り知れず、家庭生活や学業生活に大きな支障を生じさせます。
 当育成会では、交通遺児となってしまった子どもたちの学業面の不安をいくらかでも和らげ、健やかな成長と未来ある希望を願い支援活動を行ってまいりました。
 皆様の善意によって支えられる当育成会は、昭和46年に「沖縄県交通遺児を励ます会」として設立、その後、昭和54年3月に県の認可を受け「財団法人沖縄県交通遺児育成会」に発展・移行し基金造成が進められ、翌年から交通遺児に対する奨学・育成金の給付を開始いたしました。
 また平成23年には、沖縄県知事の認定を受け、同年7月1日より「公益財団法人沖縄県交通遺児育成会」へ移行しました。
 財団設立から37年間で当会が支援した遺児らは8千人余りに上っています。これからも交通事故の起きない社会を目指すとともに、交通遺児育成事業の更なる強化と発展に努めていく所存です。
 今後とも当育成事業へのご理解とご協力を賜りますよう心からお願い申し上げます。
公益財団法人 沖縄県交通遺児育成会
 理事長  富田 詢一    
交通遺児を  忘れないで
〜・〜平成28年度卒業生の進路状況〜・〜
  皆さまからの心温まる支援を受け、平成28年度も多くの交通遺児等が学舎を巣立っていきました。まだまだ夢の途中ではありますが、夢をかたちに変えるまで、人知れず苦難を乗り越えてきた子どもたちは、これからの沖縄、世界を担う人材へと大きく成長しています。
  県内外で直向きに頑張る交通遺児等ひとりひとりに、エールを送り続けます!!
  ◆進学内訳◆
        

   ・県内専門学校4名(公務員、医療、サービス関係等)
   ・県内大学2名、県外大学2名

  
 ◆就職内訳◆

   ・県内就職1名(web関係)

   ・県外就職3人(ホテル、物流、カメラ関係等)